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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第6巻より

2013年(平成25年)10月5日 ベストグループ関東地区見聞会 ②

母に捨てられたということは物凄いマイナスでしょう。だから、私は根っこは本当に弱いところがあったのです。ところが、育ての母から、「命が一番大事だから」と人の道を徹底的に説かれました。そして、父は仕事を失敗しても明るく生きていました。「食べられなくても食べた顔をしておきなさい」、「武士は食わねど高楊枝」と言っていました。

まず親から褒められたことが少ない方は、心が揺らいでいるのです。昔の人は、間違ったことをした時には叩かれました。でも「命が一番大事だ」ということと、人の道の大切さをちゃんと心得ていました。だから、私は生みの母親から捨てられたというマイナスの経験を経て、育ての親から命の尊さ、人の道を教えられたのです。

「良いことをするのですよ、兄ちゃん」、「大きくなっても社会や人の迷惑だけはかけてはいけないよ」と教えられたものです。そして父親からは、「ボーイズ ビー アンビシャス 少年よ、大志を抱け」、「志が人間を育てるのだ」、「志が小さいものは人生が小さくなる」、「大きな志を持てば、大きな心が育つ」、「人間はどんな志を持つかで人生が決まる」と教えられたものです。

子供を育てるために一生懸命に生きている父から学びました。育ててもらった感謝があるから、良い方にしか捉えませんでした。感謝があるから、悪い経験があったとしても良い方にしか捉えませんでした。

三歳までに何を思ったかであなたの人生が決まるのです。そして、小学六年までに父親の後ろ姿を見て子供は育つのです。父親が子供に何を教育したかです。父親の言葉というのは、社会に出てから物凄い大きな影響を与えているのです。

私が未だに影響を受けているのが、「努力したものが勝ちだ」とか、「人から受けた恩は一生忘れるな」とか、真田幸村の話が大好きです。真田幸村は人から受けた恩を忘れなかったのです。だから、あのような人間になりなさいと教えられました。

戦(いくさ)をして負けると分かっていても、「恩に恥たらいけない」、「恩を一生貫け」と教えられました。テレビがない時代でしたが、どんなことがあっても人の恩を忘れてはいけないと教えられました。

 ですから、私は人から受けた恩は忘れないのです。親の教えが大きな影響を与えるわけです。産んで育ててくれた父と母の恩を忘れることはできません。社会に出たら、社会の恩はいっぱいあります。私は運が良かったのだと思います。

父親の言葉は社会に出て大きな支えになるのです。お母さんが一生懸命育ててくれたことで、社会に出た時に揺らがない人間になるのです。そして、学校時代に先生に褒められた経験が少ないと自信が無くなるのです。

自信が無い人、母親に褒められた経験が少ない人、父親に褒められた経験の少ない人、そして学校の先生に褒められた経験の少ない人は、小学校時代の人格が人生に大きな影響を与えているのです。

私は小学校一年生、二年生の時、劇の主役を貰ったことがありました。ところが家が貧しいから、学芸会で着る服がなかったのです。だから、主役から下ろされてしまいました。その時、心が傷ついたのです。ところが、三年生、四年生になると急に先生に可愛がってもらえて、学芸会の主役を三つ貰うようになったのです。これで、小学校の時の私の心はプラスになったわけです。

父親から受けたプラスと、生みの親から受けたマイナスと育ての母親から受けたプラスと、そして学校の先生から受けたプラスとマイナスがありましたが、私はプラスの方が多かったのです。

そして転校した時に、学校の先生から大したことではないことでも褒めてもらったのです。そして、善い友達としか付き合いませんでした。そして、小学校六年の時にまた転校すると、スポーツができたので野球ではピッチャーを任せられたこともありました。そうすると、何か褒められた人生を歩んできたように思うのです。だから、私の根底精神にはプラスがあるわけです。

でも根底精神にお母ちゃんに捨てられたというマイナスもあるので、私はふとした時に揺らぐようになったわけです。でも、褒められたことの方が多いから、物凄く強いのです。

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