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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より

2018年(平成30年)12月2日 ベストグループ中部見聞会 ②

では、『GOD』を否定して繁栄があるのでしょうか。『GOD』の意味を知らないで否定する方と、『GOD』の意味を知らないで肯定する方では、『GOD』の意味を知らないで肯定する方の方が素晴らしいです。

『GOD』の意味が分かって肯定する方は、もっと素晴らしいです。『GOD』の意味を知らないで肯定する方と、『GOD』の意味を知って肯定する方とでは、力の働き方が全然違うのです。

あらゆるものを創造し、維持、繁栄し、そして最後は破壊する御方を『GOD』と言うのです。その維持、繁栄する御方はあなたの中におみえになるのです。

あなたの中におられる維持、繁栄の御方を命とたとえましょう。命を否定する方は維持、繁栄するでしょうか。

命を否定する方の家庭をよく見ると、喧嘩ばかりしていませんか。しかし、本人は全然気づいていないのです。反対に、「私は立派な人間だ」と言うのです。そういう方は、仕事もあまり上手くいかず、社会的地位もあまりお預かりしていないかも知れません。

道徳や命を否定する方が、どうして社会の中で能力を発揮できるのでしょうか。夫婦喧嘩の多い家庭の中では、子供が親の夫婦喧嘩をしている姿を見て、悲しんでいることも知らないのです。

命を否定する方は、維持、繁栄の力が存在しないのです。ですから、そのような家庭で育った子供は、社会性も少ないのです。

社会の中での人間の能力は微々たるものです。たとえば、氷山があるとしましょう。氷山で海の表に出ているのは、全体のたった五パーセント未満です。氷山の残りの九十五パーセント以上は海の下にあるのです。

同じように、人間も百のうち五パーセント未満しか能力を出していないのです。その能力のことを顕在能力と言うのです。残りの九十五パーセント以上の能力を眠らせているのです。その能力のことを潜在能力と言うのです。

百のうち二~三パーセント未満しか能力を出していない方は、世の中では失敗者と言われ、苦しい人生を歩んでいる方です。人の欠点ばかりを見て、誹謗中傷をして、人の悪口ばかりを言う方は、社会でもきっと上手くいかないだろうと思います。

しかし、プラス思考で、世の中で成功者と言われる方でも、百のうち五パーセント未満の能力しか出していないのです。残りの九十五パーセント以上の能力を眠らせているのです。

命とは崇高な存在で、無限で永遠なる、不滅で不死なる存在です。私は命について詳しいかも知れません。百のうち九十五パーセント以上の能力が出るかどうかは、あなたの中の命が握っているのです。

その命の存在を信じる方は、中に眠っている九十五パーセント以上の力が活きてくるのです。あなた方はその九十五パーセント以上の力を知らないで、僅かしかない人生を無駄遣いしているのです。

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