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講話集「21世紀を幸せに生きる」

平成22年4月25日 ベストグループ九州見聞会

衣川晃弘大先生御講話

私は売上げを上げることよりも、働いて下さる方の社員教育に力を入れて、それだけをやってきたのです。そうしたら立派な方が増えてきたのですが、人問というのは会社の状況とか社長の人間性とか人の影響とか、社会の状況によって全部左右されるのです。多分、その時は私は良い人間だったし、経済もまだ発展する頃ですし、教えも学びもちょっと良かったものですから、皆良い方向にいきました。ところが、私が先に人間的に駄目になってしまいました。欲望がでてしまったのです。そうすると教えは素晴らしいけれど、言っていることとしていることが違うわけです。そうすると人は付いてきません、不信に思うわけですから。人間の心は簡単に変わるものです。

講話集-1

昔は、「女心と秋の空」と言いましたか、今は違います。「男心と秋の空」、男は損得で良く変わります。男は一度信念を持ったら変わらないものだったのですけど、今の男は変わるのです。女の人も変わるけど、男も変わります。コロコロ、コロコロ。

私はこの世界に四十八歳の二月から来させてもらいました。日本には種々な心理学があったり、いろんな教えがあったけれども、やっぱり人間は周りに影響されて、コロコロ変わるのです。一切、何があっても揺らがない人間になりたいと思うようになったのです。言っている意味が分かりますか?体が病気になろうと、仕事が悪くなろうと、家族にいろいろな問題が起ころうと、一切心が揺らがない人間にどうしたらなれるのだろうかと思いました。

皆さん、揺らぐでしょ。家族に問題があったり、自分の体に問題があったり、仕事が上手くいかなかったり、悪い事があるとガクッと落ち込むし、良かったらぱーっと上がります、激しいのです。そうしたら体が悪くなるに決まっています。

堤防でも大きな雨が降ったら、土手が削れていくのではないですか?感情によって体は支配されているのです。私は、何が起こっても揺らがない人間になるにはどうしたら良いか、いつも幸せに生きるにはどうしたら良いかと思うようになったのです。

四十一歳より三年間はどん底を這いずり回りました。もう駄目かなと思うぐらい。あの時、お預りしたお金が無くなっていくことを体験しました。人が離れていくこともとても苦しかったです。でもこれは全部自分のしたことです。立ち上がるために必死になって、病気があったことも忘れていたのです。

講話集-2

気がついたら四十四歳から、良くなっていったのです。四十八歳の頃日本では本当の教えをするところはもう無くなってきた。どこがあるだろうか? あっ、インド。インドには、世界でも最高の教えをする方がお見えになるのです。でもこの方は余りにも有名な御方で、この御方に会っても誰も神髄を分かる方はいないのです。

私はGパンを持っているのです、四本。白いGパンも二本持っているのです。全部、ズボンプレッサーで折り目の線を付けているのです。

ある時、「父ちゃん、Gパンはこの線を付けたらGパンじゃない」と子供に言われました。

「いや、父ちゃんは、何でも一本の線が入らないといけない」と子供に言いました。

私は線が入らないと駄目なのです。芯を通さないと駄目なのです。だからGパンでも線が入っているのです。とにかく曲がったことは駄目なのです。一本の線を通さないと駄目なのです。

そんな性格なので、どこか気に入られたのでしょう。苦労しても悪い方に捉えない。何事があっても。プラスに捉える。これは鍛え甲斐があると思って、世界で最高の方の目にかかったのかも知れません。世界では最高の力をお持ちで、最高の教えをされる方、たった一人だけおられるのです。

インドは聖者の国と.言われます。偉大なる存在の方しか分からない教えを、この十七年間して下さっています。普通は聖者しか分からない凄い教えなのです。正直言って、最初、私は分かりませんでした。ちんぷんかんぷんでした。

スポーツでも習い事でも、何もしないで本を読んでも分かりますか?する前に本ばかり読んでも分からないでしょ。させてもらって、教えてもらってから読むと、とても良く理解できます。

話が深いのです。聖者しか分からない木ですから。当初、表紙がボロボロになるくらい読ませてもらっていたのです。それでも経験していないことですから、全然分かりませんでした。

頭では理解するのだけれど、やっていないから分からないのです。皆さんと一緒にベストグループを創らせて頂いて努力させて頂いて、道徳の復興と命を尊ぶ国になるお手伝いをしなさいというのが、与えられた役割だったのです。というのは、インドでこういう話があったのです。

約四万年前からの教えがあるのです。そして一万五千年前と五千年前と、たくさんの時代、時代に立派な教えがあるのです。

ところがその中で、道徳が忘れられ、命が尊ばれなくなると人類は滅亡するように創られていると学びました。私はその時は分かりませんでした。でもやっと分かりました。

私は遺伝子科学が大好きで、遺伝子の勉強も少しさせて頂きました。そうすると遺伝子科学者たちは、はっきりとそれを解明していました。いろんな病原菌は、外からと内からと出るようにしてあるのです。

癌は外から来るのですか、内からですか?鳥の「ガン」が持ってくるから癌でしょうか?内からです。

糖尿病は、外からですか、内からですか?自分の内から糖尿病になるのです。脳内出血、脳梗塞は外からですか、内から来るのですか?内ですね。心臓病は外から内から?内からです。

講話集-3

ウイルス性のものは外からかも知れませんけど、内からのものは遺伝子に組み込まれているのです。三十億の遺伝子情報の中に一億五千万個が肉体や心を創る遺伝子として発芽しているのです。ですから、あなたはお父さんとお母さんの遺伝子が半々になって創られているのです。良いものと悪いものを全部引き継いでいるのです。肉体も性格も人生も何もかも含まれています。そして、あらゆる病原菌も全部含まれているのです。

私たちが道を誤った時に病原菌が出るように創ってあるのです。医学的には、毎日、癌細胞は出ているのだそうです。その癌細胞を殺すのがリンパ球です。道徳を忘れ、命の尊さを忘れた時にリンパ球の働きも弱って、病原菌を殺す力が弱るのです。医学ではっきりと解明されているのです。

正しい生き方をして、命を尊ぶ人には免疫力がアップするのです。これを昔は自然治癒力と言いました。いいえ、そんな白然治癒力どころじゃないのです。免疫力はもっと凄い力を持っているのです。

 

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